田舎図鑑
九州対馬
長崎県対馬市
1893
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まいそうなほどスリルで、晴れていれば韓国も見える大パノラマが待っていました。ハラハラ感と開放感が同時に体感できる山です。日常生活では、動植物にいやされ、いただき物の受け渡しもよくあります。対馬特有の植物も多く存在しています。絶滅危惧種の花、ヒトツバタゴは、春になると見られるおなじみの光景です。夏になると月下美人という、一晩だけしか咲かない花の鑑賞会がはじまります。自然と近所の人たちがみんな集まって花を眺める様子に、わたしは豊かさを感じました。小さな集落であるほど、地域の人との交流が濃密になります。
また、よく散歩をするのですが歩いているだけで癒やされます。ノラネコが我が物顔で街で暮らしているからです。つい、ツッコみたくなるような行動に笑ってしまいます。しかし、かわいいノラネコですがどんどん数が増えている問題があります。他にも、世界各国のゴミが大量に海に流れ着くなど、住んでみて気づく改善点もみえてきました。島の恵みに恩恵をうけている以上、いつまでも美しい自然が残ってほしいと願っています。最後に、未開拓の地にわくわくする人、リアル・ジャングル・クルーズを味わいたい人、自然に癒やされたい人は、ぜひ対馬を体感しに来てください。










