不動産を直接売り買いする人たちの掲示板「家いちば」

田舎図鑑

生まれ育ったまちの思い出を残したい

忘れたくない景色、伝えたい記憶。

ここに残すことで、また誰かがこのまちに興味を持ってくれるかもしれない。

そんな思いをあなたに届けたい。

京丹後
京都府京丹後市
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京都府北部地方に位置する京丹後市、みなさんがイメージする京都とは全く違う世界が広がっています。山々や海の大自然に囲まれ、冬の寒さは厳しく、降雪量の多い年は1.5mほど積もります。私が小さい頃は、家の前でよくかまくらを作って遊んでいました。天の橋立、伊根の舟屋地点から丹後半島をぐるりと一周ドライブすると、総距離100kmほど、くねくねと曲がりくねった細い断崖絶壁の道路から眺める袖志の棚田や、海の絶景三昧で、まるで日本のアマルフィー海岸とも呼ばれているそうです。夏には京阪神からたくさんの海レジャー客が訪れます。冬は、間人(タイザ)ガニを求めて、観光客が海沿いの旅館に押し寄せます。間人ガニ以外も海の幸は豊富で、雌のこっぺガニ、白イカ、夏牡蠣、トリガイ、伊根マグロ等、四季を問わず海のご馳走に溢れています。 趣味でサーフィン、魚釣り、盆栽、メダカのお世話、畑仕事に明け暮れる日々です。田舎暮らしは、スマホを見る時間がないほど大忙しです。太陽が昇り、夕日が沈む海を眺めたり、土いじりをしているその瞬間が楽しくて、人は大自然の恩恵を受け生きているんだな~、と実感させられます。 京丹後は1300年前の奈良時代から織物業が盛んでした。丹後ちりめん、西陣織、町を歩くと、あちこちの家から機織り機の音が聴こえてきます。今は後継者不足でどんどん減ってきているようです。風物詩は、昔から続く各町村の秋祭りです。赤ちゃんから大人まで参加型の、お囃子、神楽、神輿、三番叟、太刀振りの伝統を受け継ぎながら楽しみな行事となっています。 京都市内まで車で3時間半ほど要していましたが、近年、京都縦貫道が開通したことにより1時間半ほどで往来可能でとても便利になりました。今後は、観光、海や山のレジャーなどが楽しめる町となり、子供たちが元気いっぱい自然を体感できる地域になれば良いな、と密かに願っています。もうすぐ50歳ですが、ど田舎の京丹後で生まれたことを、今では誇りに思っています。
糸島
福岡県糸島市
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福岡県福岡市から西へ30kmのところに位置する、福岡県糸島市。この糸島市に7年の間暮らしていました。 都会に近いといっても、首都圏とは違い、今でも季節の風習が残っていたります。初盆にはご先祖さまを送るための盆踊りが、地域の人たちの横笛の調べに乗って、しっとりと踊られていました。まるで日本映画のワンシーンのような風景を体験して、盆踊りというのはこういうことなのだと改めて知らされました。そんな昔の風習がいまだに色濃く残っていたりする反面、近年は観光で訪れる人も多く、特に日本で一番大きい直売所であろう、JAの経営している伊都菜彩はいつも賑わっています。福岡のうどんはやわらかいうどんで、福岡に暮らしてみるまで、うどんはどちらかというと好きではなかったのですが(そば派ででした)、福岡で食べるようになってハマりました。伊都菜彩にもうどんが食べられる食堂があり、ここのうどんも手軽な値段で美味しくて大好きです。あとは福岡以外ではあまり食べられていないであろう、鯖を生の刺身で食べる、ごまサバ。新鮮な鯖にごまだれをかけてあるものが、たいていどこの居酒屋にもメニューにあったりします。そして冬は牡蠣小屋です。糸島のいくつかの漁港に牡蠣小屋があり、糸島で養殖されている牡蠣を網焼きで食べることができます。魚介だけでなく、肉も野菜も米もお花も、地元産で賄えるほど、農業の盛んな豊かな地域です。 なんだか食べ物の話ばかりになってしまいましたが、綺麗な海や山もあり、本当にいいとろだらけの大好きなところです。
甲州鰍沢
山梨県富士川町
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青く広い空、櫛形山や南アルプスから流れ込んでくる澄み切った空気、そして甘くてごくごく飲める湧き水や井戸水、私はこのような自然豊かな富士川町(旧鰍沢町)でのびのびと育ちました。幼少期は近所の子たちと日が暮れるまで走り回り、本当によく遊びました。家の近くには今でも同級生のお友達の田んぼがあり、湧き水がこんこんと湧き出ています。当時はお腹がすいたら桑の実を採っては湧き水で洗い、お友達と楽しく食べたものでした。梅雨の季節には、ホタルが舞いました。夜空を見上げながら母と手を繋いでお散歩し、流れ星に願いを込めた日のことは今でも鮮明に私の心に刻まれています。富士川町(旧鰍沢町)は歴史的にも軌跡を辿れる、情緒のある町です。江戸時代、静岡県まで流れる富士川を中心に、富士川舟運という舟によってとても栄えた要所でした。車社会となってからは、だんだんと町の賑わいも少なくなってしまいましたが、今でも要所の名残りから、役所関係はかつての船着き場の地域に集約されています。 そんな町の中で一番盛り上がる季節は、春です。桜百選に選ばれている「大法師公園」の桜祭りには、毎年観光バスが列をなします。子供の頃、親戚と行った夜桜の花見の時、私の持っているコップの中に桜の花びらがひらりと舞い落ちました。幼いながらもとっても嬉しくて、花見の季節になると今でも必ずその光景を思い出し、懐かしさを感じます。 あれから何十年という時が経ち、合併から町の様子もだいぶ変わりました。道の駅「富士川」は、帰省時に必ず立ち寄る場所の一つとなっています。毎年隣町で開催される神明の花火大会は県下一大きい花火大会なのですが、富士川町内や道の駅も大変活気づきます。道の駅の芝生広場に寝そべりながら、夜空に打ち上がる大輪の花を夜風を感じながら眺める時間は、ここでしか味わえない最高に贅沢なひとときです。 最近では、テレビやネットニュースなどで町への移住者の話題も目にします。私も人生の折り返し地点です。あ~、また早くおいしい空気と水が飲みたいです。青く広い空を見上げ、夜には窓から月を眺めながら眠りにつきたいです。何か少しでも恩返しができればと、色々と思ったり考えたりする日々はこれからも続いていきます。
嬉野温泉
佐賀県嬉野市
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嬉野市は、佐賀県西部に位置し、豊かな自然と1300年の歴史を誇る嬉野温泉で知られています。西九州新幹線の開通により、福岡や長崎からのアクセスも格段に向上しました。嬉野でのライフスタイルとして、嬉野温泉は、島根県の斐乃上温泉、栃木県の喜連川温泉と並んで『日本三大美肌の湯』として知られており、日々の疲れを癒すことができます。 温泉街には、様々な旅館やホテルがあり、湯巡りを楽しむことができます。 また、「シーボルトの湯」では、温泉とマッサージに加え、周辺のお店からの出前も楽しむことができます。お茶の文化に触れる、嬉野市は、お茶の産地としても有名です。 「チャオシル」では、目の前に広がるお茶畑を眺めながら仕事ができる喫茶コーナーがあり、嬉野茶を味わうこともできます。 古民家カフェでくつろぐ、「D-COFFEE」は、築100年以上の古民家を改装したカフェです。 千葉県から移住した夫婦が経営しており、自家焙煎コーヒーやアレンジコーヒーを楽しむことができます。ワーケーションの拠点として、嬉野市は、温泉や自然に囲まれた環境で、仕事と休暇を両立させる「ワーケーション」の拠点としても注目されています。 温泉旅館である「和多屋別荘」では、ワーケーションプランを提供しており、客室以外でも仕事ができるスペースが多数あります。 また、公共のフリーWi-Fiスポットも充実しています。嬉野での暮らしを支えるものとして、充実した子育て支援があり、嬉野市は子育て世代にとって、安心して暮らせる環境が整っています。 医療費助成は高校卒業まで、保育料は第2子半額、第3子以降無料など、手厚い支援制度が用意されています。 また、待機児童もありません。 移住者へのサポートとして、嬉野市では、移住希望者向けに様々な支援制度を提供しています。江戸時代末期に建てられた古民家を利用したお試し住宅があり、3泊4日から移住体験をすることができます。「住む塩田津」では、お試しサテライトオフィスを利用することができます。嬉野市には9種類の移住応援金があり、移住者の方の状況に合わせて利用することができます。空き家バンクでは、すぐに住める家から、改修が必要な家まで、様々な物件が登録されています。 空き家バンク利用促進補助金も用意されています。 アクセスの良さとしまして、西九州新幹線の開通により、嬉野市は、九州各地からのアクセスが格段に向上しました。福岡市まで、JR博多駅から西九州新幹線を利用すれば約1時間です。長崎市まで、JR長崎駅から西九州新幹線を利用すれば約25分です。武雄温泉駅まで、JR武雄温泉駅から嬉野温泉駅までは、西九州新幹線で約7分豊かな自然と、 温かい人々に囲まれたこの街で、 自分らしいライフスタイルを体験してみませんか。きっと、 心も体も満たされる、 特別な時間になるはずです。
信州梓川
長野県松本市
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上京して20年弱が経ち、母も認知症となって施設に入り、誰も住まなくなった長野県の実家。一時は手放そうと考えていましたが、3歳と1歳の息子に自然豊かな地で遊ばせたいという思いから、もうしばらく別荘として利用することにしました。 かつてここに住んでいた頃は何にも無くてつまらない場所だと思っていましたが、美しい自然や新鮮な野菜や果物、温泉など、たくさんの観光地もあり、今では時々帰りたくなる、第二の拠点となりました。私の住む梓川周辺は「信州」の名をブランドとして、信州そばや信州サーモン、わさびや林檎などが有名です。桃とネクタリンの自然交配によって生まれた「ワッサー」や、隣町「波田町」の「下原(しもっぱら)すいか」も美味しく、シーズン時はこいつを目当てに帰ることもあります。 写真にある「国営アルプスあづみの公園」は、近所の堀金にあるとても大きな公園で、このような子供と過ごしやすい場所が多くあるのも、子育て世帯には嬉しい場所だったんだなと、家庭を持つことで気付かされました。 昔は何にも無かった実家の周辺も、今は新築の家が随分と増えました。土地が安いことから、移住してくる人も多いようです。
小樽
北海道小樽市
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“食・緑の宝庫” 生まれ育った土地。20歳で離れはや60年。年に1度程度帰るが、帰る度に想う青い海、花や木々の緑、そして食の宝庫。特に食はどれも美味しく安い! 運河沿いの食堂街は観光地化され、食べ物は高く、不味いが、市内の市民御用達の食べ物は安く旨い。 例えば南樽市場N鮮魚店のサーモンや鮨天婦羅の魚S真の寿司や天丼。市民御用達K原蒲鉾店など安い、旨い、ボリューム満点! 是非小樽訪問の際は、運河観光だけではなく、市内のお店を訪ね、その安さ、美味しさ、ボリューム感を味わって欲しい。ノスタルジック大正・昭和感が色濃く残る街。雪が降り坂が多い町だが、隣ニセコの喧騒に比べ、落着き静かに過ごせる町。雪が降るからいい、坂があるからいい、高台の住宅地は眼前に広がり、津波の心配がないのがいい、と言う価値観が異なる人もいる。
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