不動産を直接売り買いする人たちの掲示板「家いちば」

売りました体験談

体験談
埼玉県杉戸町
Y.Kさん

相続した実家を売却するまで全てが初めてで根気のいることばかりでしたが、無事に売却ができ、心からホッとしました

相続した実家の農家住宅と農地を売却しました。将来の譲渡を目標に賃貸しましたが、借り手の管理不具合に加えて、納屋が火災で焼失してしまい、維持管理の難しさを抱えたために、早期の売却を目指しました。 市街化調整区域・農業振興地域にあることから、農地の譲渡には農業委員会の許可が必要。宅地建物も新規建築の制限があることから、一般の不動産市場での売却が難しい物件です。そのことから、賃貸しながらじっくりと売却しようと試みましたが、売る目的に示したような災難に見舞われてしまいました。賃貸する途中から家いちばへの掲載を始めましたが、火災にあってしまい、もうこれでは売却は難しいのではないか?と気持ちが折れた時もありました。しかし、問い合わせをもらった人に、火災も含めてありのままに状況を伝えて現地を見せて、諦めずに進めた結果、期待した以上の素敵な買主に出逢えました。その買主と協働して、農業委員会へ農地譲渡の許可を短期間で得る事ができました。申請をする前から農業委員会事務局に丁寧に相談して協力を得られたこと、買主の農地利用の目的を真摯に説明して、委員会から共感を得たことが、非農家である買主への農地譲渡許可を得られた要因です。 「心からホッとした。とても疲れた。」これが今の気持ちです。大きな農家住宅と農地を他人に貸して管理する。火災の後始末をする。農地譲渡の申請をして許可を得る。売買契約を結んで譲渡する。その全てが初めてのチャレンジ。相続して売却をする決断をすることからおよそ4年を費やしました。とても根気の要ることばかり。100年単位で続いてきた農家の実家の家仕舞いには精神的な葛藤も大きいものでした。無駄に費やしたエネルギーとお金など悔やむことも多いです。その分、学びも大きかったです。 その中で効果的だったと思うのは、問い合わせをもらった方とのコミュニケーションに、リモートミーティングを積極的に活用したことです。物件が自宅から離れており、仕事をしながら商談する負担は大きいです。一般住宅ではない大きな屋敷と農地であることから、その内容を説明したり、購入できそうな相手かを見極めながら、現地の案内を行うかを決めるには、事前のミーティングがとても大切なツールになりました。遠方の物件を抱える売り手にとってとても便利だと思います。 これはお世辞でなく、家いちばを利用して本当に良かったです。正直、想像以上の効果とサービスを得られました。心から感謝を申し上げます。想像した以上に反響があり、多彩な方からの問い合わせをもらい、その結果、思いもしないような素晴らしい買主に出逢うことができました。商談が決まり、契約締結と実行においては、担当の宅建士の方のサポートも手厚く丁寧に対応してもらいました。これも想像以上です。おかげで安心して無事に売買を完了できました。本当にありがとうございました。

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