苔むす坪庭と縁側で京都らしい日常を楽しめる駅近の町家です

時代の違う無名の職人が腕を振るった意匠の集まりが素敵なハーモニーを紡ぐ家です。茶道の先生が住まわれていた名残で、茶室があります。 自宅として使用している建物で現在居住中です。古い町家を改修して15年経っています。同居の親が高齢になったため階段の上がり降りが心配になったため、マンションに引っ越しを検討することになりました。 地下鉄「鞍馬口駅」から徒歩約4分、御霊神社、相国寺にほど近い位置にあり、住居物件がない烏丸通に面した希少性の高い物件です。 間取りは、1階は玄関1畳、玄関の間2畳、茶室4.5畳、和室6畳、キッチンダイニングスペース6畳、風呂・トイレ洗面所（仕切りなし）3畳になります。2階は和室4.5畳＋押し入れ1.5間、板の間3畳＋1.5間、板の間2畳、洗面所0.5畳、ベランダ3間になります。庭は縁側含め、3畳、納戸は1.5間です。 現在は、この規模の町家ではほとんど見られない板塀に囲まれた苔むす庭と縁側があります。15年前の改修時に、屋内の一部を取り払い中庭を据え、苔が生えるよう塀を工夫した、自慢の坪庭があります。緑の苔の中飛び石を歩くのが楽しく、西日を遮るのにぶどうの木を植えており、簾にかかる影が夏はとても涼やかです。 建物は所有ですが土地は借地権になり、購入時に40年間の権利の売買が入り、この金額が500万円前後になるかと予想しています。購入後は、土地賃料が毎月かかり、現在1.8万円強ですが、毎年年末にその年の地価により更新されます。契約時にこの金額は修正されるかもしれません。10月に借地権の更新があるので、8月には手続きしたい希望です。 聞きなれない借地権ですが、京都市内のお寺の周りではよく見られる、京都らしい住まい方と思います。15年前に全面改修を行い、給排水管の取り換え、補強の壁を二か所入れ、階段の勾配も緩めに変更しています。

※2025年8月以前は、手違いで概算承諾料を入れない金額で掲載されておりました。 ※現状有姿、および公簿売買でのお取引きとなります。

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