売りました体験談
空き家問題が解消してほしいと願います
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本宅を引っ越したことにより売却することに、思っていた倍に近い金額で売れました
設備の老朽化と使用目的が果たされ、本宅を引っ越したことにより、使用目的を本宅に合併することにしたためです。金銭的な理由はありませんでしたが、今後のことを考えると滅却が進むことにより、商品価値が落ちるため、早々に売却することを発想しました。購入の際にお世話になった不動産屋さんには「見放される」形(不快ではありませんでしたが)でした。物件の状況としては購入当初の60%程迄滅却していたと思います。DIY(私もしますが)の範囲でどうにか復旧可能と思われたギリギリの所だったと思います。私は「片付け嫌い」なので不用品の処分を値引きの条件に挙げたことは幸いしました。募集を掛けたところ、多数のノミネートを頂き、内覧の整理が大変でした。30件のノミネートを整理して3日にわたって日に6件を限度に内覧を実施して、実際はかなり減りました。 そもそも不精な私は「権利書」の存在を「熊本地震による度重なる引っ越しで未整理」を理由に町役場からの書類で代行しておりました。このことで買い手さんが確定した後に「建物の権利書が無い」ことが発覚し、買い手さんにご迷惑と不信感をおかけしました。購入希望者は落札形式で行いました。思っていた倍に近い金額で落札されたことは驚きでした。「買い手さん」については人柄等は考えませんでした。「この金額でどうしても欲しい」という方も居たり、そもそもの提示額を値引きする方もいらっしゃいましたが、条件を提示していたので、それを基に進める旨伝えました。私が綴っているブログも併行して呼びかけを行いました。そのためブログには1日に100件を超える訪問者になったのは、これも驚きでした。勿論、ブログも併行して行っていることは、希望者さんに送付しておりました。写真等も多数ブログに掲載し、視覚的にもご理解いただくように工夫しました。ブログをしていたことが幸いしました。買主さんが確定して「鍵の受け渡し」の時に、私の職業上のアクシデントから、買主さんとの約束を履行できずご迷惑を掛けたことがありました。大きな反省点の一つです。 購入確定後は季節柄(冬に向かっていた)早々に改修をご希望されていた買主さんが改修できるように対応しました。この取引を通じて感じたことの一つに「知らないこと」の実情です。「地元の不動産屋さんでは買主さんを集客出来ない事実」です。全国区での宣伝効果は「家いちば」の社員さんからも教えて頂きました。本当にその通りでした。金策に困ってはいませんでしたが「小屋ブーム」の現在、「もしかしたら、この物件に少し手を入れたら高額での売却ができたかもしれない」とも考えましたが、少々腹黒いと感じたので、初期設定の「なすが儘」で良い、と改心しました。そもそも「売れると思っていなかった」からです。「人間は欲の塊」なのだという事も垣間見ることができました。この度は取引の手引きをしていただきまして、ありがとうございました。コロナ禍の中に丁寧な対応には感謝いたします。私の様に「売りたいけど売れない」と考えている人々が沢山いる様です。私も社員さんが熊本に来た際に、早速親からの相続で「売れない別荘地」の相談をさせて頂きました。今回の取引が終わり次第、次に移らせていただくべく、連絡しています。昨今の「キャンプブーム」により、別荘地の売却も多くなっており、社員さんも「コロナ禍になり、大忙し」とのお話は尤もだと思います。どうか、これからも全国の「困っている売却希望者」に手を差し伸べて頂ければ幸いです。この度はありがとうございました。
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家の痛みが激しいので、欠点から説明するべきだと思って買い手の対応をしました
親が昭和42年に建てた家がありましたが、仕事の関係上そこに住むことが出来なく、両親が亡くなってからは、売ることを前提に月2回程泊りで行き、家・庭の管理をしていましたが、リフォーム会社に購入をお願いした時「家財道具は全て排出」することと言われ、排出したら会社の都合で手を引かれてしまった。泊りで管理が出来なくなり、家の傷みも激しくなり、雨漏りも始まって、不動産会社に購入を依頼すると「この地方では動きがないので無理だ」と言われました。 気持ちは「売れないのだから費用を掛けることはしないで、朽ちたら朽ちたまで」と腹をくくっていました。そんな時、インターネットで「家いちば様」を知り早速状況写真を撮り、投稿させていただきました。掲載されると直ぐに4・5人から状況説明を求められたので、写真に写っている傷みの箇所、写真には写っていないが欠点となる箇所を全て説明させて頂きました。まずは欠点となる部分を説明し、判断してもらうことを考えて進めて行きました。この時点で立ち去る方が多かったと思います。「家いちば」のスタッフの方から「来客が多い物件ですからあきらめないで頑張ってください、応援します」と励ましを受けて来客の対応を続けさせて頂きました。その内に、現場を見る「内覧計画」はありますかと聞いてこられたので、計画を立てたら4名の方に参加していただきました。(全員{辞退」(痛みの修復に多大な費用が必要)でした。その後にも「内覧希望」の方が3名程あったので、2回目を実施したところ、全員購入希望で、その中に「移住する」という方がおられたので(他の2名は修復して賃貸にする)その方に決定させて頂きました。 家の痛みが激しいので、欠点から説明するべきだと思って実施しました。今回「移住して」くれる方に「住んでくれること、更に環境整備に自身で役所に問い合わせたこと等、その真剣さに答えて値引きする旨を伝えて契約することとしました。今回は各地で「空き家」の再生に取り組み、完成後は「賃貸」にされる方を知り、この「家いちば」様がもっと早くから、そしてもっと世の中にPRしていただいていたら、これ程悩まず処理できたのにと思ったところでした。私周りに空き家で悩んでいる方が居たら是非ここを紹介したいと思います。「家いちば」のスタッフの皆さん積極的なPRをして、悩んでいる方を救ってください。応援してます!もっと早く知りたかったです。 スタッフのみなさんの言葉に元気づけられ、希望を叶えることが出来ました。それと家いちばの宅建士さんには、親身になって対応していただき、良きご指導を頂き間違いなく終わることが出来ました。スタッフの皆さん感謝・感謝です。
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ダメ元で掲載した限界集落にある物件、電話を活用し遠方でも時間と労力を取られず売却できました
空き家となって久しかった両親の家が朽ちていくのを見るのが悲しく、何とかできないか考えていた折、たまたまネットで家いちばさんのサイトを見つけ、ダメ元で掲載しました。人が住まなくなった当物件には、野鳥も住み始めていた様子でした。また、豪雪地帯であるため、雪害によるダメージも大きく、家屋の周囲も昔の面影を見てとれない状態でした。限界集落であるため、集落の住人の高齢化が進み、このままでは集落そのものが消失してしまう可能性が大でした。少しでも集落消滅に歯止めがかかれば良いとの思いもあり、家屋及び周囲の山林土地の売却を進める事に致しました。 物件を掲載した際、都会とのデュアルライフを楽しまれる方に購入していただけるのではないかと考えておりましたが、意外と移住先として田舎の物件を探していらっしゃる方が多くて驚きました。現地内覧は、立ち合い無しで行っていただき、遠隔から電話にて質問に答える形でも出来、時間と労力を取られず助かりました。購入して下さった方には、一日も早く地域に溶け込み、快適にお住まいいただければと願っています。 ご担当いただいた家いちばの担当の方には、ただひたすら感謝しております。一度は売却を諦めかけておりましたが、親切に対応していただき、根気よく掲載を続けて良かったと思っております。日本各地で、空き家問題が悩みの種となっている昨今、地方への移住は、100パーセント上手くいくものではないと思いますが、家いちばさんによる、「田舎暮らしを希望される方と、田舎の家の処分に頭を痛めている方のマッチング」が、もっと進むと良いと思います。
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50年間もそのままだった相続土地をダメもとで載せてみました
50年ほど前に父が熊本市の土地200坪弱を購入しました。それからそのままの状態で数年前に相続しました。私たちは千葉市に住んでいますので、維持管理に出向くこともできず、年2回熊本市のシルバー人材センターにお願いして草刈りをしていただいていました。私たちは千葉市に家を建ててしまったため、当該土地に家を建てる予定も無く、父の代から手放そうと土地近辺の不動産屋に相談もしていましたが売れませんでした。 そのような折に家いちばさんの存在を知りました。正直ダメもとで出品しました。途端にご興味を示された方々から連絡をいただきました。その数は10名様を超えました。熊本市にゆかりのある方々が多く、いづれは熊本市に家を建てたいという理由でした。下見等をされて最も早く購入意思を示していただいた方と契約させていただきましました。非常に速やかにことを運ぶことができました。登記移転に関しては、家いちばさんから委託を受けた司法書士さんが担当されていて、司法書士さんも親切に速やかな手続きを行ってくれました。 40年来買い手が付かず、このまま息子たちに相続することを決心してましたので、今回販売できたことを非常に嬉しく思いました。需要される方を全国から募るインターネットを利用した仕組みだからこその商談成立だったと思います。空き家の問題は自治体への負担を強いるとニュースでも取り上げられており、今後必要な人に提供できるこのシステムが伸びていくことが問題解決の糸口なのだろうと思います。ご購入者様、家いちば様、司法書士様、この度は本当にありがとうございました。
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祖父母から両親へと受け継いだ家と商店、冬を迎える前に売却できてよかったです
大学進学を期に、実家を出て30年経ちました。昨年両親が亡くなり、祖父母が住んでいた家と商いを営んできた実家が、空き家となりました。土地は全部で900㎡となり、これにかかる固定資産税が大きな負担となり、また家屋を解体するにもかなりの費用がかかるため、売りに出すことを決めました。祖父母の家は、両親が生前ある程度片付けはしていましたが、雪国ということもあり、屋根と水道の破損がありました。両親の家は、片付けられていなかったので残置物が多く、後片付けが大変でした。 私の場合、とにかく早く手放すことを最優先にしました。理由は、長く所有することで負担が大きくなるからです。また、家屋が老朽化して、さらに管理が大変になると思いました。実際、冬季に水道管の破裂と屋根の破損が大きな負担になりました。目標は、次の冬を迎える前にどなたかに購入していただきたいということです。そのためにしたことは、価格を限りなく安くすることでした。限りなくは、許せる限りの価格で、交渉はしない限度額で最初から提示することです。興味を持っていただいた方には、絶対急かさないように心掛けました。メールでのやりとりや、直接内覧に来られた方には、ゆっくり考えてくださいということを何度も伝えました。興味を持ち、買いたいと言っていただいた方には、国内外問わず、早く手を挙げてくださった方を優先するようにしました。そのなかで、細かい疑問などがあった場合には、家いちばさんに質問することにしました。全ておいて、的確にご回答をいただきとても助かりました。 実際にあったトラブルですが、何人の方がご興味を持っていただき、内覧希望を出してくださいました。遠方から来られる方も、何人かおりました。この方々は、飛行機を利用され、予約もされていました。ある遠方の方の内覧予定日の1週間前に、購入したいということになり、契約に入ってしまったことで、そのあとの方々の内覧をキャンセルすることになってしまいました。遠方から来られる方へのキャンセルは、飛行機のキャンセルもしなくてはならないということで、先方が少しご気分を害してしまい、ご迷惑をお掛けしたことになりました。この辺の対応が、少し曖昧だったように思いました。売り手があくまでも全て対応しなければばらないのか、それとも仲介してくれる家いちばさんがご対応していただけるのか、もう少し双方に明確化しておくと良かったのではと思います。 売れた後の感想としましては、家いちばさんへの感謝と、購入していただいた方への感謝しかないです。スタッフの皆様、本当にありがとうございました。特に宅建士の方には本当にお世話になりました。いろいろと相談しながら進めることができたので、最終的に契約まで辿り着いたと感謝しております。いわゆる、空き家問題は俯瞰できない大きな社会問題です。実家のある街も、放置された空き家がたくさんあります。その解決策の一つが家いちばです。大きな社会問題に対して、その解決に貢献している仕事として関わっている皆様の存在は、大きな価値があると思います。どうか今後、ますますこのサイトが繁栄していくことを心から祈念しております。本当にありがとうございました。
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2カ月半で商談成立することができ、宅建士さんの手厚いサポート・フットワークの良さのおかげで契約完了までできました
自分にとって利用できる可能性のほぼない物件で、建物の状態も相当傷みが進んでおり、お荷物でしかなかった物件だったため、処分売りでした。 5年近く前に1度掲載し、コロナ騒動で一旦掲載を取り止めましたが、家いちばさんから再掲載のお誘いがあり、2025年1月に再掲載しました。商談が成立するまで、2カ月半でしたので、驚きました。サポートに入ってくれた家いちばの宅建士さんに負うところが非常に大きかったと思っています。順調に進むとは予想していかったので、宅建士さんのサポートは大変ありがたかったです。宅建士さんのフットワークの良さ、全般的な気配りに負うところが大いにあったと思います。 シーザーの「来た、見た、勝った」ではありませんが、「出稿した、問い合わせがあった、売れた」みたいな予想外の順調さでした。契約完了後ゴールデンウィークが間に入ったせいか、諸手続きの確認完了に1カ月近くかかったのが少々落ち着かず、残念な印象がありましたが、「終わり良ければ総て良し」の心境です。 サポートに入ってくれた宅建士さんに格別に感謝しています。また、再掲載の案内がなければそのままお荷物のままだったと思うと、家いちばさんの事業は現在の社会的な課題解決に大いに役立つ事業だと評価しています。
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別宅として管理しきれない状況になり売却することに、驚きの問い合わせ数があり契約決済できました
空き家になって2年以上経過し、別宅として管理しきれない状況になりました。人が住んでいない状態では、家としてこのままでは使い物にならない、やはり人が住んで価値が出るものです。必要としている方に使ってもらえることが何よりという考えで依頼しました。当初、地元の不動産屋に売却依頼をしていましたが、引き合いは約2年で数回のみ、ある不動産屋にはタダでも売れないといわれたり、ネットで探したある不動産屋は専売契約のみ!など、いずれも信頼できる不動産屋には巡り合いませんでした。4か月ほど前に、「家いちば」にめぐり会い、掲載させていただいたところ、驚きの問い合わせ数があり、実際に内覧した2人目の方が気に入っていただき、契約決済の運びになりました。自分で住んでいた経験など買い手の立場に立って掲載内容を更新することができ、問い合わせにダイレクトメッセージで対応できるなど、家いちばのシステムの良いところです。商談成立後、家いちばの宅地建物取引士の方が現地調査を詳細に行い、売買契約書を作成していただきました。その内容が、売り手にも買い手にもとても親切な内容で、取引について事後の問題が起こりえないような満足できる内容でとても信頼できました。また、仲介手数料も安いので助かりました。これからの不動産売買は世界に発信できるネットでないと!ローカル不動産屋のような待ちの姿勢では可能性はなかったと思います。なにより日々増加しているまだまだ住める空き家が泣いています。そんな物件の橋渡しが御社の力で増えますよう願っています。
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コロナの影響で閉館した施設、地域内だけで買い手を探すことが難しく家いちばを利用しました
昭和から平成にかけて、結婚式や式典、宴会などで利用されてきた施設でしたが、新型コロナウィルスの影響をもろに受けて2年前に閉館。買い手が見つからないまま建物だけが老朽していく中、所有者から相談を受け、私共が代理となって家いちばに登録しました。不動産会社が行う、売看板の設置やポータルサイトへの掲載では、地元の人にしか認知がされず買い手を見つけることはほぼ不可能と思い、広く告知ができる家いちばに登録することとしました。 登録直後はあまり反応がありませんでしたが、家いちばの担当の方からアドバイスを受け掲載コメント等を修正したところ、すぐに内見の申込が入りました。しかも、家いちばのメールシステムを通じて申込が入るので、自分のペースで返信ができ、気持ち的に楽でした。内見後、その方から正式に購入の意思が示されたものの、種々条件交渉が発生したのですが、その都度、家いちばの宅建士の方が調整に入ってくれたおかげで、無事成約することができました。また、家いちばの宅建士による綿密な物件調査が行われた上で重要事項説明書を作成してくれるので、売買後のトラブルの心配がないと感じることができ、自信を持って商談を進めることができました。 私共のような地方都市では、空き家・空き店舗問題が深刻になっています。人口・世帯が減少の一途を辿っている現状では、この地域内だけで不動産を流通させることはもう無理で、地域外のかたに活路を見出していく必要があります。そういった意味では「家いちば」は大変貴重な存在であり、今後益々その重要性が増してくると思われますので、日本の課題解決に向けて頑張って頂きたいと切に願っています。
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使っていなかったリゾートマンションを売却、根気よく掲載すれば売れるサイトだと思います
香川県のリゾートマンションを買いました。自分や会社のスタッフなどで使えるかなと思って購入しましたが、コロナになり自粛が始まり行くこともなく管理費だけを払っている状態でしたので売ろうと思いました。 価格を低価格で募集したので問い合わせは本当にたくさん来ました。しかし実際の内覧まで行く方はあまりいませんでした。写真を変えてみたり、文言を変えてみたりして、今回ようやく契約、売却できて本当に嬉しく思ってます。 香川県の地元の不動産屋さんにも問い合わせしましたが、リゾートマンションのためあまり相手にされず、家いちばさんに掲載して1年半くらいで売れました。根気よく掲載すれば売れるサイトだと思います。他にも土地もあるのでこれも掲載しようと思ってます。今後空き家、空き地が増えるので家いちばさんをもっと使う方が増えればと思います。実際家いちばさんを知らない方も多くいますので、もっと多くの方が知れば利用者も増えると思います。 担当の宅建士の方をはじめ司法書士の先生、スタッフの方がメールのみですが、スピード感があり、丁寧に対応して頂いたと思っております。この度本当に売れて助かりました。ありがとうございました。
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諦めかけていた相続物件、残置物もそのままで引き継いでくださる方に出会えました
親が亡くなると避けて通れない相続問題。最も厄介なのが家、土地の処分です。遠方の為、将来住む予定もなく、相続登記は終わったものの、さてどうしたものかと思っていたところ、登記情報を見て、ある不動産屋から買取査定のDMが来ました。早速申し込んで調べてもらったところ、『市街化調整区域』で売りづらい物件なので、買取は出来ないとの結果に。では他の不動産屋の仲介で売りに出してもらおうとネットで事情を説明して依頼申請しましたが、『その内、調査に参ります』とメール一本のみで、その後は何の連絡もなし。不動産屋とは何と高飛車でいい加減な業界なのかと腹立たしさと失望で、この後どうしたものかと途方に暮れていたところ、家いちばを見つけました。『問題のありそうな物件でも買いたいと思う人はいる』との家いちばの案内に勇気をもらい、まるでメルカリに出品する様に、写真と文章をポチッとアップ。不動産屋では全く相手にされなかったのに、募集をかけたその日の内に、2件、破格値で売り出したこともありますが、その日からメールの対応に追われる日々が始まりました。 県内外を問わず、移住したいという方、会社の保養所としてキープしたいという人、別荘として持ちたい、故郷に帰りたいのでという人、中にはどう見ても転売目的では、と思うような人もみえました。 皆さん、提示価格で購入希望という方がほとんどで、買ってもらう立場なのに、こちらから選ばせてもらうという感じで、どう選考してよいものか、またトラブルなしに取引したいがどうしたら良いか等、担当の宅建士さんに相談すると、まず不都合な事とかがあったとしても、予め包み隠さず提示しておく事がトラブルを避けるコツだと、そして選考は皆さん金額ではなくて、お人柄で最終的には選ばれるようですと。そうアドバイスしていただき、頂いたメール内容から、誠実な方で、どういった家族構成で、現地の環境に合った方であるか等を考慮して、内覧希望者を数名に絞らせてもらいました。 内覧の日時は皆さん都合の良い日がそれぞれ違うので、その都度対応するのは大変です。私の場合は、現地に親戚が住んでおり、鍵の貸出をしたり、置き鍵をして自由に見てもらったりしましたが、内覧日を決めて来ていただくのが、最も楽かと思います。 内覧して想像と違ったと断られると悲しい気持ちになりますし、直ぐにでも住みたいと仰って下さる方の中から、1人をどうやって決めようかと、またどうやってその他の方に理由をつけてお断りしようかと、悩ましい日々が一ヶ月近く続きました。 家いちばを利用して良かったと思う点は、 1.メールのやり取りは家いちばのサイトを通してするので成約するまでは、個人情報が相手に伝わることはない。 2.不動産屋の売出しであれば、残存の家具等、処分の費用が必ずいるが、『現状渡し』が可能である点 3.問題ありの物件でも、気にせず買いたいという人は沢山いるということ。 4.遠方の為に、現地に行かなくても、LINEのビデオ電話などを利用して、現地調査にも同行した形にしてもらえること。 5.書類のやり取りも、オンライン閲覧できたり、原本は郵送して貰えるので、体を移動する必要がなくて、旅費が掛からず大変助かった。 6.担当の宅建士さんが、メールのやり取りを把握して下さっていて、ここはという時には、フォローを入れてくださるので、安心してやり取り出来る。 7.売主、買主双方ともに、一般の仲介手数料よりリーズナブルで、契約書、登記申請の難しいところはキチンとお願い出来るところ。 8.成約後の流れや、書類の書き方など、分かりやすく表示して下さっているので、記入もスムーズだった。 9.冒頭の不動産屋の話を宅建士さんに話すと、日本の空き家問題が解決しないのは、そこに原因があると。空き家は売りづらいので、売る努力をしない。だから売りたい人、買いたい人は沢山いるのに、売買が成立しないのですと。そういう問題を私達、家いちばのスタッフは解消したいと思っていますと。その気持ちをお聞きして、もっと沢山の人に家いちばを知ってもらいたいと思いました。もう諦めかけていた物件でしたが、良い買主さんに巡り会う事ができて、本当に良かったです。心より感謝申し上げます。有難うございました。
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