家いちばQ&A
実家が借地なのですが、売れるのでしょうか?
はい、借地に建っている家でも売ることは可能です。家いちばでも借地物件の売買はよく行われています。日本では歴史的に借地の上に建てられた建物も多く、決して珍しいものではありません。借地物件をスムーズに売るためには、まずいくつか確認しておきたいポイントがあります。
<借地売買で準備すること>
①借地の契約書があるかどうか
②地代はいくらか(年額か月額か)
③地主が売買に承諾してくれるか
④建物の登記があるか(誰の名義か)
この中で特に重要なのは③です。借地上の建物を売る場合、通常は地主の承諾が必要になります。売買の際には、買主と地主の間で新たに借地契約を結ぶことになるケースが多く、これがないと買主が建物を他人の土地の上に置き続ける権利を得ることができません。
また、地主の承諾にあたって「譲渡承諾料」を支払う契約になっている場合もあります。金額は契約によってさまざまですが、まとまった費用になることもあります。さらに、借地を管理している不動産会社がある場合は、譲渡時の手数料が必要になることもあります。
次に大事なのが①の借地契約書です。多くの場合「土地賃貸借契約書」などの名前になっています。この契約書には承諾料の取り決めのほか、借地期間や更新条件など重要な内容が書かれています。中には、期間満了時に更地にして返還することが義務付けられている契約もあります。また、借地の範囲が図面で示されている場合もあります。こうした情報は、買い手に対して早い段階で共有しておくことが大切です。
一方で、契約書が見当たらないケースもあります。昔の借地では、契約書が残っておらず、地代だけを長年払い続けているということも珍しくありません。この場合でも、地代を支払っている実績があれば借地契約が存在すると判断されることがあります。
ただし、地代を払っていない場合は注意が必要です。その場合は借地ではなく「使用貸借」と判断される可能性があり、借地契約よりも借りている側の権利が弱くなってしまうことがあります。借地の場合は借地借家法によって借り手の権利が守られる仕組みになっているため、この違いは重要です。
気になる点があれば、家いちば運営事務局までご相談ください。
家いちば運営事務局
