家いちばQ&A
司法書士に依頼する内容は何ですか?
不動産の売買では、所有権移転登記を行うために司法書士への依頼が欠かせません。通常、この費用は買主が負担しますが、売主・買主の双方がそれぞれ必要な手続きを司法書士に依頼します。
司法書士の主な仕事は、法務局への登記申請ですが、実際にはその前段階がとても重要です。登記が確実に行えるよう、書類を整え、名義・印鑑・本人確認などの条件がすべて揃っているかを確認し、登記手続に支障がないことをチェックします。ここに最も専門性が求められます。
もしこの準備や確認に不備があると、法務局から登記申請が却下されることがあります。その場合、売買そのものが振り出しに戻ってしまい、代金の支払い後であれば深刻なトラブル(最悪は詐欺被害)につながることもあります。
所有権移転登記以外に、状況によって抵当権設定登記、住所変更、相続登記などが必要な場合があります。どれが必要かは、契約の段階となって家いちばの宅建士が適宜ご案内いたしますので、ご安心ください。
家いちば運営事務局
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