大正14年に建築された古民家です。私の祖父母、母が過ごした家で、私も幼少期から夏休みや冬休みに遊びに行っていました。その家で祖父は自転車屋を、祖母は着物を作る仕事をしていたのでよくその仕事をしていたのを見ていました。祖父と将棋をしたり、バイクの後ろに乗せてもらい出掛けたり、祖母の作る料理がとても美味しくて、山形の家に行くたびに太ったり、厳しくも優しく礼儀を教えてくれたり、そんな思い出が沢山ある家です。月日が経って、祖父は5年前に亡くなり、祖母は老人ホームに入り空き家になりました。地元の不動産屋さんには更地にしないと売れないと言われていたので、とても困っていたところ家いちばに出会いました。
今
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