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天体観測ドームと音楽ホールまである八ヶ岳のペンション売ります

 

【商談終了】 

 

アルペジオを初代のオーナーより購入したのは、一昨年のことです。それから今、売却に出すまでの経緯を、少しお話ししたいと思います。一昨年秋に、38年勤めた東京の会社を定年になりました。そこで、都会の生活に見切りをつけて、標高1000mの地の澄み切った空気を吸う生活を求めて、妻とともにここ八ヶ岳南麓、北杜市大泉町に越してきました。物件探しは定年前からしていましたが、そのとき、甲斐大泉駅から徒歩で行けて、周囲に市場や自然食品店も温泉もコンビニもあり、かつ周囲は林に囲まれたこのペンションが、売りに出されていたのです。アルペジオというこのペンションは、天文台が併設されていて、また別棟の音楽ホールは数十名を収容し、客室は9部屋もあって、一度に30名は宿泊できるという大きな建物です。初代のオーナーが50代に脱サラし、東京の銀行員をやめて、当時のペンションブームに乗って、自分の趣味を十二分に入れてペンションの個性を出す、ということで建てられたものです。そして長年、音楽関係や、天文関係の固定客を獲得していました。合唱部の合宿に使われた際には、美しいコーラスの声が、通りまで響いていたとのことです。しかし30年経ってオーナーが高齢になったため、リタイアしたいということで、売りに出されていました。
 

ペンションの台所の窓から見えた鹿の群れ

 

私は、東京の会社で様々な分野の人々とかかわり合うような仕事をしていましたが、この地に来ても、人が集まって、人と一緒に催しごとやコミュニティの交流、また茶話会や講演会のようなものができればいいと漠然と考え、大泉や清里で住む物件を探しました。また東京ではとても狭いところに住んでいたので、広いところでゆったりとした生活ができればいいと思っていたところ、このペンションと出会ったのでした。それで普通の個人向けの別荘ではなく、このペンションを購入することになったのです。ペンションブームはとうに去りましたが、現在は、八ヶ岳山麓に、単に夏の別荘だけでなくて、定住するということで、都会からこの北杜市に移り住む方は増えているようです。そこでペンションも、リフォームをすれば新たな用途に使えるので、単にペンション営業を新たに始める人だけでなく、会社のサテライトオフィスとして使う方、介護施設として使いたい方、シェアハウスをやりたい方、個人で何か仕事を持っていて、事務所兼自宅として生かしたい方、などいろいろなケースがあると思います。

そこでこのアルペジオですが、アルペジオは何よりも大きく、広く、客室だけでなく、天文台の階下の予備室など、いろいろなタイプの部屋があるので、それぞれに用途を決めて活用できると、当初考えていました。たとえば図書室は天文台の階下に、とか、音楽練習室はどの部屋で、家事室はどこ、仕事部屋はどこ、という風に。その間、天体を観測して写真撮影することも、ホールでグランドピアノを楽しむことも、大きな24時間風呂には入りたいときに入ることができます。全体のリフォームについては、現所有者も住み始めた当初、いろいろと計画を建てました。思いきって客室のある2階を全部プライベートにし、リビングダイニング、キッチン、お風呂、子供室、寝室を新設する。そして1階の全体をパブリックで人が集う空間にする。食堂はサロンのようなものにし、ランチや茶話会を開く。お風呂の一つは、陶板浴にし、お客さんに楽しんでもらう。1階奥にあった旧オーナー部屋を、もし人が泊まるときは使えるような宿泊室に変える。またホールには講師を呼んでお話しを聴いたり、音楽会などのイベントを開催する、と。これはまったくのリニューアルですが、物件が大きいので、いろいろ構想はあって、妻とともにそれを考えるのは楽しいことでした。
 

 大型望遠鏡のある天文観測室

 

しかしそこに行く前に、大きな作業が待っていました。それはペンションに30年間溜まり、残されたものを一つ一つ片付けていく作業です。初代オーナーが高齢だったため、30年の蓄積物を置いたまま、引っ越していってしまったからです。家が大きいので、捨てることもせずとっておかれたものが、たくさんありました。30年分の天文雑誌、もう使われることのない何個もの石油ストーブとその段ボール箱の数々、使われなくなった旧いオーディオ装置、着ることの二度とないウエディングドレス、数限りない古着類、書類、寝具、食器セット、集めたら数百枚にもなった10円玉硬貨・・・。よくもここまで溜め込むことができたものだなあ、と思いましたが、捨てるのはもったいないので、とりあえず置いておく、という先延ばしが積もり積もって、こういうことになったのだなと思いました。私だって、要らない洋服や本も捨てずに持っているのは同じことですが。これらのものを片付ける作業が、1年近く続いたと思います。市役所のゴミステーションに毎朝のように車いっぱいのゴミ袋を抱えて捨てに行き、市の職員とは何度もぶつかりました。でも、他人のゴミを捨てているという事情は理解してもらいました。中古の家を買ってこの地、北杜市に移住してきても、まずはゴミを捨てることから新しい生活が始まるのだと言わざるをえず、結局それで市の職員の方も何も言わなくなりました。そうしている内に、やがて1年以上が過ぎてしまいました。この間、このペンションは少しずつきれいさを取り戻してきました。入居当初の、ものが詰め込まれてうすら汚れた感じから、少しずつ堂々とした佇まいを取り戻してきていると感じます。入居時にあった部屋の特有の臭いも、だんだんしなくなってきました。部屋がすっきりして元気になってきているのだと思います。
 

別棟の音楽ホールの内部

 

そして現所有者のほうも、毎日八ヶ岳の冷たくて清々しい空気を吸いながら、片付け作業をするうちに、自分がこれまで長年の東京の生活で心の中にためてきたゴミも、少しずつ取り除かれていったように感じます。余計なものも、余計な思いを溜め込まないという生き方に変化してきたように感じるのです。つまり、要らないものに対して、それをもったいないと思わない生き方です。それはシンプルな生き方です。余計なものや余計な思いに囚われることなく生きて行くことが、より大事なのではないか、ということです。そうなると、この大きなペンションで、この部屋はこの用途、この部屋はこの用途、と自分があれこれしたいことを各部屋に重ね合わせ、あれもこれも全部しよう、と欲張るようなことは、考えないほうがいいのです。東京から越してきたときは、あれこれと思いが多岐に渡り、それこそ音楽も天体観測もイベントもやりたい、となっていました。またここの立地に関しても、都会に行く利便性はあったほうがよく、近くに市場や食品店も必要だと思っていました。しかし1年以上経った現在は、そういう思いが、ペンションの片付けと相まって整理されてきました。もっとシンプルで、より自然のなかに純粋に住まいたい。生活のためには、車1つあれば十分で、この地の大自然と呼応して生きることのほうが大切である、そう思うようになったのです。もちろん、このペンションが、交通の便も比較的良く、大きな空間があって、人を集める力があることは分かっています。それは片付けるごとに、家自体がそう語っていることが、伝わってくるからです。であれば、このきれいになった家には、それをより生かすことのできる人に使ってもらいたい。新たな思いのこもったペンション経営をされても、在宅事業兼自宅でも、介護施設、シェアハウスでも構わないけれど、今の時代に合った生かされ方があるのではないか。それではそのように動いて行こう。そして自分たちは、よりシンプルな生活をめざしていこう。八ヶ岳の生活になれてきて、現所有者はそう思うようになったわけです。1年前の、田舎を知らない都会生活で泳ぎ、喘いでいた自分と、今の自分で、そのような変化を感じます。
 

1年間、この地の清々しい空気を吸ってきたことで、心境がそれだけ変化したのだともいえます。この地は冬の寒さは厳しいですが、夏は最高気温が30度まで行かず、クーラーの必要のない生活が楽しめます。そのことも、気持ちの落ち着きにつながっているのでしょう。またこちらに来て飼い始めた2匹の大型犬を遊ばせるのも、テニスコートでも十分過ぎるのですが、もっと変化のある自然のなかにドッグランがあればと思います。放し飼いで自然に生きるのが最高なのですが、日本ではなかなかそうは行かないので。そのようなわけで、このペンションのよさを、新たに見いだして生かしてくださる方に、お譲りしたいと思います。9室の客室にはベッドも残っています。食堂のテーブルも30人分、しっかり残っていますし、お皿も食器もペンション経営ができる分があります。ですのでペンションをやる選択肢も、もちろんあります。そうでなくとも、人が集うことに対応できます。お風呂も私用を含めて3つ、トイレも7つ、洗面台も10以上あります。広い食堂も、広いホールも、天文台も、多様な生かし方があると思います。会社および会社施設、事務所兼自宅にすることもできるでしょうし、講習所や塾兼宿泊施設、セミナーハウスなどもあるでしょう。どこにいてもできる仕事をお持ちの個人の方が、ここを拠点に活動し、その中で人を集めたり泊めたりという生かし方もあると思います。とにかく大きくてユニークな建物ですので、いろいろな利用法があると思います。ご興味のある方は、ご連絡ください。ご案内いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 

【物件概要】
住所:山梨県北杜市大泉町西井出8240-5273
 JR甲斐大泉駅徒歩8分
 中央高速長坂ICより車で15分
構造:木造スレート葺 2階建て
築数:1984年12月建築(築32年3ヶ月)
土地面積:1984㎡(600坪)
建物面積:354.01㎡(107坪)
土地権利:所有権、地目:山林(現況/宅地)都市計画外
建ぺい率:40% 容積率:100%
間取り:客室9室 予備室2室 天文観測室(大型望遠鏡あり)
 客用風呂4 客用トイレ6 私室3室 私用風呂1 私用トイレ1
 食堂 厨房
 別棟音楽ホール(24坪)あり
 元テニスコートあり
 駐車場4台可能
 東側幅員5m道路
 電気 上水道 合併浄化槽(下水道引き込み可)
希望価格:3300万円
 現況引き渡し、所有者居住中
 引き渡し日 相談

 

 

 

 

 

 

秋の八ヶ岳を遠望

 

 

12月の富士山

 

南アルプス 冬

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんなの買ってくれる人いるの?

自分では住まなくなった空き家。たいてい、自分にとっては利用価値がなくなってしまったものですが、人から見ると、それが宝物のように見えることがあります。自分では、客観的にその魅力に気づきにくいものです。修理しなければ使えないような状態でも、たいていちょっとお金をかければ、直せることばかりです。場所が不便でも、人によっては、そこがちょうどいいという場合もあります。

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