不動産を直接売り買いする人たちの掲示板「家いちば」

自然豊かな瀬戸内海の島で、生活には困らない場所にあります

広島県江田島市

瀬戸内海の島々で構成されている江田島市にある古家と土地です。周囲には山があり、海までは徒歩15分くらい(海水浴場は近隣にありません)ですので、島ならではの暮らしができる場所だと思います。駐車場がありませんが、徒歩15分圏内にスーパー、コンビニ、ホームセンター、保育園、小中高の各学校、市役所、郵便局、バス停など生活に必要な施設がある便利な場所です。駐車場は、近隣に空き地が点在しているので土地所有者の方と仲良くできれば賃借できると思います。島の一般的な状況として、バスが通る国道487号線から集落に入る道のほとんどは、普通車一台が通れるくらいの幅しかありません。ところどころ道幅が広がっている場所で対向するような感じです。 この建物の南側の道路(写真では玄関前の道路)は、公図で地番がありますが、大柿町(合併で江田島市になっています)が所有する土地(地目:公衆用道路)であり、市道認定されており(市道「大原62号線」)、建築基準法第42条1項1号道路とされています。 本物件ですが、下記の難点があります。 家いちばさんの調査によると、飲用水と電気を新たに引き込む工事が必要であることが判明しました。もともとは、現在は他人所有となっている、北側にあった建物を母屋、この建物は離れとして、母屋から水や電気を引いていたようです。公営水道を引き込む場合は、市指定の工事業者に電話で聞いたところ、道路面がアスファルトよりもお金のかかるコンクリート舗装であることもあり、200万円以上かかるそうです。母屋だった家屋は空き家なので、所有者に相談してその家屋の量水器を継続して使用させてもらうことができると思われます(前所有者が賃貸していた時はそのようにしていました)が、ご相談はご自身でお願いします。電気の引き込み工事費用については、お手数ですがご自身で調べてくださいますようお願いします。 現在は、汚水は簡易水洗付汲み取り、雑排水は側溝流しです。敷地内に公共ますの設置はありませんが、公共下水本管が前面の市道に埋設されているので、受益者負担金と工事費を支払えば、接続可能です。江田島市は公共ます設置も自己負担となります。水道引き込み工事と同時にするとコスト削減になると思われます。都市ガスの供給区域ではなく、現況は個別プロパンガス(敷地内に置き場あり)です。洗濯機置き場は、浴室から離れた場所ですが、室内にあります。洗面台は浴室の着替えスペースから出た廊下にあります。 建物が北側の市所有の水路に1mほど越境して建てられています。本来は、市の占有許可が必要なようです。将来使用料が発生するかもしれません。増築未登記があり、現況は2階建で、100㎡くらいあると思います。建ぺい率をオーバーしている可能性があります。また、南側隣地へ軒と給湯器が越境しています。西側は畑となっており見晴らしがよいです。接道要件は満たしていますが(幅4.0mの市道で建築基準法上の道路に、2m以上接道)、北側が深さ1.5mくらいの水路、かつ細長い長方形の形状の土地のため、建て替えは難しいように思われます。 近所の方によると、南側玄関付近は、雨水の側溝への流れが悪いため雨水がかなり溜まるようです。ゴミの戸別収集はされておらず、ゴミ集積所は徒歩5分くらい場所にあります。当方遠方に住んでいるため現況の確認はできておりません。築年数が経っているため住まわれる際には修繕等が必要だろうと思われます。

【物件概要】※古屋付土地(現状渡し)となります 場所:広島県江田島市大柿町 土地:86.64㎡ 建物:59.69㎡ (登記簿:居宅、木造瓦葺平家建、昭和56年4月新築) 構造:未登記増築があり、現況は2階建です。 現況:空き家

希望価格: 50万円

令和4年度固定資産年税額 10,800円

※地図の位置は物件近傍を示しています

軒と給湯器が隣地に越境

軒と給湯器が隣地に越境

軒と給湯器が隣地に越境

軒と給湯器が隣地に越境

汲み取り簡易水洗

汲み取り簡易水洗

2階から西側の眺め

2階から西側の眺め

建物(左が本物件)が水路上に越境

建物(左が本物件)が水路上に越境

周辺情報
江田島オリーブファクトリー(現地から2.6km)
https://www.hiroshima-olive.jp/?mode=f6

江田島オリーブファクトリー(現地から2.6km) https://www.hiroshima-olive.jp/?mode=f6